2010年5月23日日曜日

ビジネスエスノグラフィの導入と活用 事例研究セミナー

今年に入って二日コースの一日だけ参加してきました。
100名くらい参加していて会場は大入り満員状態でした。
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米のグローバル企業を中心に、エスノグラフィ(民族誌学)に基づく新製品開発が注目を集めています。「ビジネス・エスノグラフィ」の最大の狙いは、ユーザー生活者を深く観察するなかから、イノベーティブな商品開発に役立つ視点を得ることです。
実際に「ビジネス・エスノグラフィ」を取り入れている日本企業の実際を、各社推進リーダーに率直に語っていただきます。


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デザイン関係の方が本来多く参加されるようですがこの日はあまりいらっしゃらなかったです。博報堂の方が標準プロセスについて具体的に説明されていました。
強く印象が残ったのは、大阪ガスの行動科学研究所の松波氏が適用実例を豊富に持ち出して説明されていたところです。エスノグラフィという言葉が世に出る以前から研究に取り組んでらしたそうで、成果を出したことで行動科学研究所の設立を認めてもらい、外部からの依頼をエルネットという会社を起こして受けられているそうです。中身もそうですが、その実行力がすごいなと感心しました。

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